どうも、太陽です。(No17)
「亭主関白な彼氏と今後、付き合っていけるか?」という恋愛相談があるとして、皆さんなら、どう答えますか?
もちろん、その彼氏の細かいプロフィールや、彼女との状況や相性次第、という感じになるでしょう。
今回は細かい状況は想定しません。
あくまで一般論的な答えになりますが、それでも「亭主関白な彼氏と今後、付き合っていけるかどうか」の何らかの判断材料にはなるかもしれないので、興味がある人は続きをお読み下さい。
1 亭主関白な彼氏と今後、付き合っていけるのか?
「亭主関白な彼氏と今後、付き合っていけるのか?」という恋愛相談を受けたとします。
まず、究極の質問をします。(あくまで仮想です)
男には2種類いるとして、
1 | 亭主関白で男性ホルモン出まくりの強気の男性(男性脳)だけど、頼もしい。 | (ただし、恋愛にはあまり向かない。コミュ症。なぜなら、仕事の場での態度・対応を恋愛にも出してくるから) |
2 | 男性ホルモンはそこまで出ていなく、女性脳の女性的なコミュニケーションができ、付き合いやすいが、頼りない。 | (若干、なよなよしているが、攻撃的ではない) |
皆さんなら、どちらを選びますか?
姉御肌の女性なら、1の男性は面倒くさいし、相性が悪いと思うかもしれません。
逆に、妹系女性や自分が頼りない女性なら、1の男性を求めるかもしれません。
この中間系の男性がいたら、人気男性かもしれませんが、その男性とは仮に出会えないとします。
この質問に1と答えた人が、亭主関白な彼氏と今後、付き合っていけるか?でおそらく悩んでいることでしょう。
つまり、この亭主関白な彼氏に何らかの魅力を感じており、離れられないで上手くやっていきたいのです。
ここで、さらに質問をします。
結婚生活を仮に30歳で結婚したとしたら、死ぬのが80歳だとしたら、50年ぐらいは続きます。
「50年も、その亭主関白な彼氏とやっていけると思いますか?」という質問です。
もし仮に「やっていける!」と答えるのだとしたら、相性がいいのでしょう。
「無理、無理!50年はとても耐えられない!」と答えるとしたら、破綻が確定なので、いずれ離婚になるでしょう。
そもそも、結婚はバックグラウンドが違う赤の他人同士の契約であり、素の素顔をそのまま見せて、亭主関白彼氏みたいに傍若無人に振る舞う男性は、女性にそっぽを向かれることを想定しないのです。
契約なのですから、女性に愛想をつかされたら、契約終了で離婚に至ります。
結婚生活も、素の素顔を見せて、「わがまま放題でいられるのが家族だ!」と思うこと自体が間違いなのです。(お互いに、ある程度は弱点を改善し、向き合う態度が必要です)
しかし、ここで、以下の理論が出てきます。
2 19歳以前の経験でほぼ人生上の経験を得ている。
「19歳以前の経験でほぼ人生上の経験を得ている」とはどういう意味かというと、19歳以降の人生で、新しい体験をしたと感じたことは、実は19歳以前に既に経験しており、単なるデジャブみたいなものだ、という意見です。
「新しい経験だ!」と感じていても、実は19歳以前に既に経験したものの焼き直しに過ぎないのです。
ですが、それは能動的な生き方をしていない人限定の話であり、自分の知らないことを知ろうと努力する人は、新しいニューロンが誕生し、性格も能力も変わるといいます。
ロンドンのタクシー運転手が典型例で、ロンドンはかなり複雑に入り組んだ道路で有名ですが、彼らは歳を重ねても、海馬などの脳が発達しています。
なぜなら、常にユーザーのニーズを満たすため、新しい道路などを開拓し、覚えようと努力しているからです。
19歳以前に形成された経験に安住し、19歳以降も、新しい体験をしつつ、そこに積極的な意味を見出さない人生を送ると、脳が発達せず、性格も能力も停滞し、まるで過去に起きたことの追体験(デジャブ)だ!と思ってしまう、ということです。
また、性格の遺伝が約5割、環境が4割で、亭主関白な彼氏が20代後半だとしたら、もはやその性格が改善するのは厳しいかもしれません。
つまり、亭主関白な彼氏に「物言いだけでも優しくしてくれ!」と何度、注意をしても直らないのです。
または、「お前はアホだな」という場合でも、本当にバカにして「アホだ!」と言う場合と、冗談でかわいいという意味をこめて「お前はアホだな!」と言っているかは、彼女自身もニュアンスで理解できるでしょう。
前者の頭のいい亭主関白な彼氏にバカにして「お前、アホだな」と言われた場合、その傾向は直らないと思われます。(つまり、そこに愛は少ないのです)
ちなみに、半年以上の交際など、停滞期に入るほど、亭主関白な彼氏はその素顔・本性を露わにしてきます。
最初の頃は、亭主関白な彼氏もある程度は彼女にぞっこんで、猫をかぶっており、素の素顔・本性を見せていなかった可能性が高いからです。
「亭主関白な彼氏と今後、長く、やっていけるのか?」と悩む人の大半は、その根本的な性格が直らないと見込んだ上で、50年以上、我慢できる、許容できるのか?を問うべきですね。
浮気癖が直らないのと同じで、亭主関白の彼氏の強気な性格もおそらく直りません。
こういう亭主関白な彼氏とそもそもの時点で付き合える女性は、自分がしっかりしていない女性か、妹系女子(頼りたい願望)に多い気がします。
亭主関白の彼氏は、強気で物言いが強く、自己主張も激しいですが、その分、仕事もある程度はでき、頼りになります。
そこに魅力を感じて、付き合ってみた!という感じでしょうが、50年も長く夫婦生活をやっていけるのか?ですね。
ところで、亭主関白な彼氏の強気の態度はときにDVに発展する可能性もあるでしょう。
DVまでいかなくても、彼女が「強気な物言いを直して!」と言っても、直さないで素の部分を出しまくる彼氏は「仮に彼女が石原さとみだったら?」という想像をしてみると以下のことがわかります。
彼女が石原さとみだった場合、恋愛関係において彼女上位なので、強気な彼氏も多少は下手に出ます。
もしくは相手がヤクザだった場合、いくら強気な亭主関白彼氏といえど、そこまで強気な態度は見せません。(ぶん殴られる可能性があるからです)
つまり、亭主関白彼氏は相手によって態度を変えているわけであり、素の部分を相手によって出すか、出さないかを使い分けているのです。
そして、彼女にそれを見せているということはこの彼女にはそれを出しても良いのだな、と思われているということであり、ある意味、舐められているのです。(または甘えている)
結婚は赤の他人の契約なのに、亭主関白彼氏が傍若無人に振る舞い続けるとして、彼女の我慢に限界が来たら、契約は破綻し、離婚の可能性が残ります。
亭主関白彼氏の本来の性格は直りませんが、それを普段から出す、出さないかは使い分けており、その彼氏自身が普段の素の姿でいられないと我慢できない性格の場合、そもそも結婚に向いていない可能性があります。
仕事での厳しい上限関係や指導を、家庭に持ち込んで、恋愛にも応用する不器用な男性もいます。
「仕事と恋愛は別」という使い分けを器用にできない彼氏は恋愛に不向きであり、たとえ高収入男子でも、結婚に向かないのでしょうね。
ここを踏まえた上で、その亭主関白彼氏と50年も結婚生活を続けていく覚悟があるのか?自分自身に問うてみてください。
3 最後に。
恋愛相談にせよ、進路相談にせよ、悩む人は「本来、欲深く、真面目な人」なのです。
「より良い人生を歩みたい!」と願っているからこそ、恋人選びや進路選びに真剣になり、だからこそ悩むのです。
これが「楽観的で適当な人間で欲深くない人」なら、「まぁいいんじゃね?」で済まし、「日々楽しければいいや」となり深刻に捉えず、さらに、そこまで理想を追い求めませんから、悩みにならないのです。
仕事や恋愛や子育てなどで、壁にぶつかったときに人は悩みますが、かなりの能力のある人なら、自己解決して、悩みを解消しますし、自己解決できない人が、悩み相談をします。
また、壁にぶつかったということはそれだけ人生を真剣に生きている証拠であり、挑戦しているから壁にぶつかるのです。
あとは「その壁を真面目に捉えているか?」の性格にもよりますね。
壁にぶつかっても「適当で何とかなるんじゃね?」と楽観的な人は、壁を悩みとすら認識していません。
加えて、欲深くなければ、壁自体がそもそも低い可能性が高いです。(つまり、ある程度の努力で乗り越えられます)
一流アスリートなどは、かなり困難な壁を何度も何度も乗り越えており、それだけ人間力が高いはずです。
一流アスリートは頂点を目指し、努力していますから、当然欲深いですし、それだけ壁も険しく、頻度も多く、人間力が高いのです。
悩みがあるということは、それだけ貴方が欲深く、真面目に生きている証拠なので、「悩みがないのが悩み」という楽観的で適当な人とは人種が違うのだと知っておくべきでしょう。
以上、脱線もしましたが、亭主関白な彼氏と付き合えるか?の悩み相談についての一般論的な回答でした。
悩みは人それぞれであり、置かれた状況も違うので、この記事のすべてを適用できないと思いますが、取り入れられるとこは取り入れてみてください。
ではこの辺で。(3953文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
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