どうも、大量です。(No20)
この記事を読むだけで、「コミュ力の基本・根本」が把握でき、コミュ力が上がる人さえ、いるかもしれない内容です。
では、これからコミュ力について、いろいろな私見を述べていきますがまず、基本を押さえておきましょう。
タイトル通り、「コミュニケーションの基本」についてです。
興味がある人は続きをお読み下さい。
1 世の中はファン・中間層・アンチ層。
まず、コミュ力は相手がいることが前提ですが、その相手の全体像を把握しましょう。
「世の中の多数の人達を想定する」という意味です。
世の中は、自分に対して大して何もしていないのに好きになってくれる層(2割ほど。ファン)、どちらでもない中間層(6割ほど)、何もしてないのに嫌う層(2割ほど。アンチ)という風に、2対6対2の法則が働いていると思われます。
この割合は、人によって異なります。
例えば、木村拓哉などであれば、ファンは4割ぐらいで、中間層は5割ぐらい、アンチは1割以下という風になるかもしれません。
いわゆる、人気者というわけです。
嫌われ者になると、ファンが1割で、中間層が4割で、アンチが5割になるかもしれません。
この比率によって、人生の生き方はかなり変わってきます。
しかし、どんな人気者でも、アンチが1割以下はいるという事実は受け止めないといけません。
つまり、コミュ力にとって必要な要素は「皆に好かれる必要はない」という点です。
「誰に好かれるか?」が大事であり、同時に自身も「誰を好きになるか?」が大事ということです。
世の中において「関わった方がいい人」と「関わらない方がいい人」がいるのです。
ですが、そうはいってもなるべくなら、人気者になりたいですよね?
嫌われ者は、会社で居づらくなります。
なぜなら、会社の雰囲気を悪くし、チームワークを悪化させ、果ては社員の生産性まで下げるからです。(嫌われ者がいると、一緒に働きたくないか、気分が悪くなるからです)
もちろん、「自分は嫌われ者でかまわない!少数精鋭で自分のことを理解してくれる者だけと絡めればいい!」という人もいるでしょう。
それはその人自身の生き様であり、本人がそれでいいなら、問題ないです。
ですが、友達の友達というふうに、人間関係は複雑に絡み合っていくので、多くの人に嫌われやすいと、友達の友達から悪口を吹き込まれ、その友達もあなたと関係を築きづらくなります。
まぁどうしても人間関係は相性があるので、無理に好かれる必要はないかもしれませんけどね。
では、この比率を変えることはできるのでしょうか?
「変えることは、努力次第でできる」と僕は考えています。
「比率を変えてみたい!」という人は以下の続きを読んでみてください。
それでは、「この比率を変える秘訣を述べていきたい」と思います。
2 比率を変える秘訣(相手のことを考える)
嫌われ者になるべくならず、味方を増やす手法を考えてみます。
その一つの手法として、コミュニケーションの基本「相手のことを考える」があります。
相手のことを考え、理解するというのも大事です。
コミュニケーションは相手あってのものであり、相手の存在を無視したら、成り立ちません。
相手側からしても、僕たちを無視や、ないがしろにしたら、コミュニケーションは成り立ちません。
コミュニケーションは、お互いの意思や配慮が重要なのです。
どちらか一方だけでは、ダメです。
というわけで、相手が僕たちをないがしろにした場合、コミュニケーションを閉ざす権利が、僕たちにはあるということです。
僕も、コミュニケーションの場でイヤな思いをしたことがあります。
3人ぐらいは通じ合っていて、仲が良いのですが、僕1人のときだけ、疎外されたような感覚を覚えたのです。
それは、僕のときだけ、相槌や反応が薄い!という点から察しました。
相手からの反応がなければ、それは無視されたも同然であり、居心地が悪くなります。(しかも、それが一度だけじゃなく、しょっちゅうなのです)
僕はこの場にはもう行くことはないと思いました。
3 尊敬と尊重の話。
相手のことを考えるという話を、もっと深堀してみましょう。
もっと具体的に、イメージしやすいように書きますね。
この話はいわば、尊重と尊敬の話につながるということです。
最低限の尊重は「どんな相手に対しても行うべき」であり、尊敬に関しては「人による」ということです。
尊重すら相手からされないと感じたら、コミュニケーション自体を断ってもいいレベルでしょう。
尊敬されたら嬉しいものですし、相手へ何かしてあげようと思うでしょう。
ですが、相手を尊敬できるレベルに至るのは、なかなか難しいことです。
そんなできた人(尊敬に値する人)は、世の中では少数派です。
ですから、最低限、相手に対し尊重だけはするようにしましょう。
さて、尊重や相手への配慮や理解が、コミュニケーションの最低条件としました。
これを意識するだけで「少なくとも決定的に嫌われる」ということは減ると思います。
尊重しすぎることの注意点もあり、以下に書かれています。
「他人を尊重しすぎて疲れている人へ 相手も自分も幸せになる考え方とは?」というタイトルの記事です。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180205-00000003-wordleaf-hlth
ちなみに、サイコパス、マキャベリスト、ナルシストのような異常者(3つを合わせ持った人をダークトライアドと呼びます)には、尊重した態度をとっても、被害を被るだけのケースもあります。
基本的に人は、以下の3つに分かれ、ギブだけしていると、テイカーから搾取されます。
1 | ギバー | 自分が得る利益よりも、多くを与えようとする者 |
2 | マッチャー | 自分の利益と相手の利益を同じにしようとする者 |
3 | テイカ- | 自分が与えた量よりも、多く利益を得ようとする者 |
よって、テイカ-とは関わらない方が無難です。(異常者とも関わらないようにしましょう)
ダークトライアドについてはDaiGoの以下の動画に詳しいです。
あなたの隣の【隠れたサイコパス】の見抜き方 というタイトルです。
4 プレゼン力。
相手のことを考えた上に、さらに印象を良くするための手法として、「プレゼン力の上手さ」があります。
このプレゼン力について、詳しく話していきますね。
相手へ話をするときの能力として、プレゼン力が挙げられます。
1対1や1対多という違いはありますが、1対多は後で述べることにします。
1対1のプレゼン力では「相手が関心があり、なおかつ知らない情報」を話すと、喜ばれます。
「相手が感心がなく、知っている情報」を話すと、相手はうんざりすることは肌感覚でわかりますよね? (「興味ないし、もう知っているよ」と相手は思うからです)
同じようなことを、西内啓さんもツイートしてます。以下、貼ります。
「文章や会話の中身をコントロールするにあたり、相手が「既に知っているか」と「今そこに意識が向いているか」という2つの軸を意識してる。
既に知ってて意識が向いていることは共感に、知っているけど意識が向いていないことをつつくと笑いに、意識が向いてるけど知らないことを話すと学びに繋がる。」
「「知らないし意識が向いていない」ことは全く頭に入ってこないので、相手に何か新しいことを学んでほしい場合、「知ってて意識が向いているところの共感」から始めて「知っているけど意識が向いていないことをつつく笑い」を経由する、学んで欲しいことに意識を向けてもらうための下準備が大事になる。」以上、ここまで。
これを意識し、実行すれば、相手は「この人はメリットのある話をしてくれる人だ」と魅力を感じますし、「自分のことをわかってくる、居心地のいい人だ」となります。
当然、味方になりやすくなります。
もちろん、相手がまったく知らない情報(例えば、9割や10割)を話すのは危険です。
よほどのプレゼン上手で、話し上手な人じゃないと、相手がまったく知らない情報を話しても、相手は「訳が分からない」としか思いません。
なので、相手が知らない情報を好むといっても、比率的には「4割くらい知らない情報、6割くらい知っている情報」などで混ぜるのが良いでしょう。
カラオケでも、皆が知らない曲を歌うと、不評になります。(いくら、歌が上手くてもです)
加えて、DaiGoの「超トーク力 心を操る話し方の科学」という本に載っていた信号機ルールというものがあります。
最初の30秒は相手は集中して話を聞けて、このときは青信号であり、青信号のときに話をまとめて会話のバトンを相手に渡すようにした方がいいのです。
30秒のあと、さらに30秒(合計60秒)が経つと、相手の注意力が散漫になり、黄色信号になり、相手は話が長いなと思いつつ、場合によっては話に割り込んでくる人もいます。
60秒通過後は、赤信号になり、相手は話に飽きており、このまま話を続けると、「ナルシストか!?」や「こちらの話をあまり聞いてくれない!」という悪印象を与えることになります。
僕は聞く力が高いので、60秒ぐらいで黄色信号になり、普通の人よりは許容力が高いのですが、「僕が関心があり、なおかつ知らない情報」を話されないのであれば、相手に対して、迷惑なやつだなと感じます。
逆に言うと、僕が関心があり、なおかつ知らない情報なら、ある程度は長い話でも我慢して聞きます。有料講座を受けている感覚です。
そして、ノンバーバルは重要です。
つまり、表情や身振り手振りや、声質や声の大きさなどです。
ノンバーバルは、後天的に身につけるのが難しい側面があり、全部は改善不可能かもしれませんが、改善できるところは修正した方が良いでしょう。
いきなりですが、声や態度だけで、相手は「この人の声や態度は、受け付けられない」と思ってしまう人はいます。
僕の声も、一部の人にはウケが悪いようで、特に、静かに話すタイプの女性には嫌われます。
静かに話すタイプは、自分が威圧的で大きな声で話されたくない、自分がされたくないからこそ、自分が静かに喋っているのです。
もしくはメンタルが繊細な人は静かに話すタイプに多いです。
僕はメンタル面で不安定な点があり、僕のような威圧的?でメンタル不安定な低い声で喋られたら、「不快だ!」と感じてしまうでしょう。
これは僕には改善がしづらいので、そういう女性に嫌われるのは「ある意味仕方ない」と割り切っています。
さて、ミュージシャンでもカラオケでも、「この人の声や歌は聞きたい」という好みはありますよね?
逆に言えば、「この人の声や歌は聞きたくない」ということもあります。
つまり、ノンバーバルが極端に酷いと、「いくら言っていることがまとも」でも聞いてもらう以前に、拒否されてしまうのです。
とはいえ、アナウンサーや声優のような声のプロは、喋りは上手いのですが、肝心の中身(コンテンツ)が素晴らしいとは限りません。
アナウンサーや声優でも中身(コンテンツ)がない人だと、話して10分ぐらいで飽きられるかもしれません。
よって、ノンバーバル強化は当然として、中身(コンテンツ)にも十分に気を配り磨かないといけません。
これらの他にも、敵を減らし、味方を増やす秘訣はありますが、今回はこの辺にしておきます。
最後に、DaiGoの本を紹介して終わりとします。
「「超トーク力 心を操る話し方の科学」3点。前半より、中盤から後半に渡って質が濃くなる珍しい構成の本。前半は雑談や話し上手になるコツについて、後半は親睦を深めるための話し方のコツや、会話に悩む人、会話がうまく回らない人への改善のコツが書かれていた。後半の方で悩んでいる人が多そうな印象。話し上手、話し下手両方の改善に効果がある本。」以上、ここまで。
ではこの辺で。(5051文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
参考・引用文献。
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