どうも、太陽です。(No10)
「文字通りに受け取るな!」とはそのままの意味です。
会話にせよ、文章にせよ、「そのまま文字通りに受け取るな!」という意味ですね。
この手法を身につけると、コミュ力が上がることが僕の体験上、分かりましたので記事化します。
詳しく知りたい方は続きをお読みください。
1 元知り合いの話。
いきなりですが、「文字通りに受け取るな!」とはその通りの意味です。
つまり、その人の文章にせよ会話にせよ、そのまま「文字通りに受け取るな!」という意味です。
例えば、ある元知り合いから質問されました。
「ローパフォーマーを使いこなす」という、マネジメント系の話をしていたのですね。
ローパフォーマーとは「成果が出なかったり、能力やスキルが足りてない社員」のことを指します。
そして「「ローパフォーマーを使いこなす」ってどういう意味?」と聞かれたわけです。
ですが、使いこなすというのはあくまで一つの言葉であって、「対応する」とか、他の言葉にも置き換えられます。
また、僕の言いたいことは主にマネジメントですから、「上司が部下のローパフォーマーを使いこなすという意味合いが強い」ですが、別にこれを「同僚が同じ同僚のローパフォーマーへの対応」と考えてもいいですし、「部下から上司のローパフォーマーと言い換えてもいい」わけです。
「使いこなす」という一義の言葉にとらわれる必要はありません。
「同僚や部下から、上司への言葉なら、ローパフォーマーに対応する」に言い換えればいいのです。
理系やプログラマーなど厳密な世界では、言葉の意味に非常に注意を向けます。
しかし、そこにとらわれるのは理系の強みでもあり、弱みです。
文系は比較的、曖昧さに対する許容性が高いと思われます。
だからこそ、コミュ力が高い人が理系より多いのですね。
コミュニケーションは、文字通りに受け取ってばかりいてはダメなのです。
相手だって、たまに間違えることがありますし、「相手の真意や本音は何なのか?」言外から読み取らないといけません。
高度になると、今流行りの忖度(そんたく)になります。
2 目に見える世界だけが全てじゃないという話。
加えて、アスペルガーの人は文字通りに受け取りがちです。
だから、皮肉も理解できないわけです。
世の中において、言外の意味はたくさんあります。
すべての表面上の言葉だけが、本質じゃないのです。
これは世の中全般にも当てはまります。
歌手の宇多田ヒカルさんは、歌詞の中でこう歌っています。
道というタイトルの曲の歌詞ですが、「目にみえるものだけを信じてはいけないよ」という一節です。
これはかなり深い一節です。
世の中の真実や歴史とは、表面上の史実とは違う場合があります。
きちんと表には発表されていない、暗黒な部分や裏背景があるわけです。
桶狭間の戦いも、最近は再検証されているようです。
以下の記事に載っています。
「定説の誤り 織田信長の桶狭間の戦いは奇襲ではなかった!!」というタイトルです。
https://matome.naver.jp/odai/2141995067079278901
つまり、表の公式に発表されている目に見える世界だけがすべてじゃない、真実じゃないのです。
この表の世界を「文字通りに受け取っている人は多い」と思われますが、それこそ言外の意味を読み取らなければ、真実にはたどり着けません。
3 本音と建前の話。
また、世の中には本音と建前があります。
特に、日本社会ではその傾向が強いです。
建前というものは、世の中を上手くいかせる円滑油です。
しかし、文化の違いにより、この日本の建前と本音の使い分けが、欧米には理解されにくいようです。
日本では「検討します」や「考えておきます」は、断りの意味合いが強いですが、欧米では文字通り受け取ります。
で、考えておくといったのなら、本当に考えていると思って、時間を開けて聴いてくるのです。
台湾などの大陸系の国は、本音で言葉を話すようです。
欧米より本音で話します。
本音をそこまで言ったら直球ですから、日本社会では嫌われて、上手くいかなそうですね。
建前の言葉を文字通り受け取ったら、日本社会では上手く世渡りできません。
このように文字通りに受け取るというのは、日本社会では特に致命傷です。
言外の意味を読み取る訓練をしなければなりません。
相手の本音がどこにあるのかを、探る嗅覚が必要なのです。
それができるのが日本社会でのコミュ力の高い人であり、建前の言葉や目に見えることだけを信じる人は、真実も本音も何も分かっておらず、「コミュ力も劣る」と思われます。
今回の記事は文字通りに受け取ってきた人には、衝撃的だったかもしれません。
人の言葉も文字通りに受け取り、歴史や目に見えることや表向きの発表などを信じてきた人には、衝撃的だったかもしれません。
しかし、世の中とは実は文字通りでもなく、目に見えるものだけが全てではありません。
表向きの歴史の裏にはかなりの隠された、または暴かれていない、発見されてないし、発表されていないドロドロした暗黒な部分があるのです。
4 美談の話と成功者の話。
さらに、例を出します。
美談というものがあります。
「感心な行いなどを内容とする、美しい話」という意味です。
美談の例でいえば「上杉謙信が敵の武田信玄に塩をおくった」という逸話があります。
以下の記事に詳しく書かれています。
【1月11日は塩の日】 本当は美談じゃなかった!?「敵に塩を送る」のウラ話 | 歴人マガジン
美談が真実なのか、または、裏の背景まで真実なのか?を探ることは大事です。
なぜなのかというと、美談が真実だと思い、現在の世の中で同じことをしても、その美談そのもの(背景含む)が嘘だったとしたら、現在でも通用しないので、間違った行為を行うことになるからです。
世の中は、裏の手法や背景まで知り尽くした上での行為が、重要なのです。
表向きの発表や歴史や美談などを現在に持ち込み、使っても成果は挙げられません。
虚構だからですね。
こういう意味でも、文字通りに受け取ることの危険性がわかります。
また、成功者の手法も「その人の特殊要因から成功したのか?」まで探らないといけません。
その人にしか通用しない、できない手法だったのかもしれないのです。
その場合、真似ても表面上だけなので、上手くいかないのです。
その人のやり方に合うようにカスタマイズして、成功法則や手法を使わないといけません。
これが、「模倣は所詮、模倣である」と僕が言う所以です。
さて、僕はなるべく本音をブログで書いています。
嘘を言うと、あとで検証されたとき、厄介な問題になりそうなので正直に書いています。
というわけで、僕のブログは本音情報であり、だからこそ、読者にとって有用になると思っています。
5 ひろゆきのYouTubeの話。
ここで、ひろゆきの動画を簡単に要約します。
「正しいことを正しい」と主張する人は、今後、減っていくとひろゆきは言います。
ホリエモンは「それ(正しいこと)言ったら、バッシングされるよね」と言うことを言って、実際にバッシングされていたけど、最近ホリエモンは正しいことを言わなくなりました。
正しいことを言うと、「間違っている人達」は当然反発しますし、普通は間違っている人はそのまま間違ったことをやっていたら、正しい人から見たら「あの人たちバカだよね」と、内心バカにして放っておけばいいのですが、ホリエモンは今まではバカ相手に正しいことを主張して案の定、炎上してました。
TVは基本的にバカが見るモノですし、TVの解説者も権力などに迎合し、権力者が喜ぶようなことを主張し、「それをバカが真に受ける」という構図になっています。
TVの仕事をしている人たちは、金が儲かるほうが賢いですし、権力者に歯向かうことやバカが怒るような正しいことを主張したら、面倒くさいので、だんだんと正しいことを言わなくなり、TVの場は、バカや権力者に迎合する発言ばかりになります。
「仮想通貨を買っている奴はバカだ。後で損をするよ」と言うよりも、「買ったら儲かるよ」と言った方が利益共同体は仮想通貨で儲けられますし、バカも仮想通貨が儲からないという話は聞きたくないので、結局「儲かる」って言っていたが楽だし、得なのでは?ということです。以上、ここまで。
この話を聞いて、僕は本音情報を言わない方が儲かるか、有利になることもあるのだぁと思いました。
というより、本音を言わず世間や顧客に迎合した方が摩擦が起こらず、楽に儲けられるのですが、それが良いことなのかどうかという論点ですね。
以上、文字通りに受け取っていると、世の中、騙され、損しますよ!という話でした。
世の中のタブーや裏の世界について知りたい方には以下の本がオススメです。
世の中のドロドロとした表のメディアでは語られていない真実が豊富に書かれています。
芸能界の闇については以下の本があります。(DaiGoも勧めてました)
ではこの辺で。(3896文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
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